閉校まで2か月で『校長が着服で懲戒免職』投資マンション購入で借金が数百万円に…(2023年2月4日)

閉校まで2か月で『校長が着服で懲戒免職』投資マンション購入で借金が数百万円に…(2023年2月4日)

閉校まで2か月で『校長が着服で懲戒免職』投資マンション購入で借金が数百万円に…(2023年2月4日)

京都府亀岡市の山あいにある別院中学校。生徒数は20人。この春、70年の歴史に幕を閉じることが決まっています。閉校まで残り2か月。そんな中で突然、校長が一足先に学校を去ることになりました。

 2月3日付で懲戒免職処分となったのは亀岡市立別院中学校の57歳の男性校長。京都府教育委員会によりますと、男性校長は2022年9月から10月にかけて、校長室にある金庫に保管されていた生徒会費など計25万円を着服したということです。

 問題発覚のきっかけは今年1月、府教委に「校長が金庫の金を着服している」という内容の匿名の告発メールでした。府教委によりますと、男性校長は投資用マンション2部屋をローンで購入したものの、次第に消費者金融からの借金で返済をするようになり、挙句の果てに同僚や友人約20人からも金を借りたといい、借金額が数百万円にまで膨らんでいました。

 府教委の調査に対して「借金返済に万策尽き、対応に苦慮してやってしまった」と話したということです。

 別院中学校は全校生徒20人。1953年に開校して、今年度いっぱいで70年の歴史に幕を閉じることが決まっています。春までの後任校長は来年度から編入する中学校の校長が兼務するということです。

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