【錦帯橋に“傷”】小学生の兄弟2人を補導…保護者が謝罪 山口・岩国市
5連のアーチが特徴の山口・岩国市の錦帯橋。雪が降ると、橋が銀色に染まるなど四季折々の美しさで愛され、国の名勝にも指定されています。
その錦帯橋で去年8月、橋の手すりが傷つけられているのが見つかりました。傷は何かでひっかいたようなもので、あわせて7か所。のべ60メートル以上にわたっていました。
警察は文化財保護法違反の疑いで捜査し、未成年者を補導していたことが1日、わかりました。補導されたのは県外に住む小学生の兄弟2人。観光で訪れていましたが、一緒にいた家族は気づかなかったということです。
市によると、去年10月には保護者が謝罪に訪れていて、先月11日に行われた傷を取り除く工事の費用、約2万7000円は保護者が負担しました。
錦帯橋では同様の事態が相次いでいて、去年12月には手すり部分に「I Love You」などと傷つけられているのが確認されています。さらに先月には、ひらがなのようなものも刻まれていました。これらの傷については、警察が捜査を続けています。
(2023年2月2日放送「news every.」より)
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