「キー局では知らない情報を教えてくれるから残念」エフエムもりぐちが3月末に閉局へ(2023年1月30日)

「キー局では知らない情報を教えてくれるから残念」エフエムもりぐちが3月末に閉局へ(2023年1月30日)

「キー局では知らない情報を教えてくれるから残念」エフエムもりぐちが3月末に閉局へ(2023年1月30日)

地域に根差したコミュニティFMのラジオ放送局として30年前に関西で初めて開局した大阪の「エフエムもりぐち」が今年3月末で閉局することがわかりました。

 1月30日午前11時に公表されたエフエムもりぐちの閉局。エフエムもりぐちは1993年、守口市などが出資して地域密着の生活情報を伝えるコミュニティFMのラジオ放送局として、関西では初めて開局しました。阪神・淡路大震災発生時には、関西唯一のコミュニティFM局として被災状況を速報するなど、地域の防災情報の発信に力を入れてきました。

 しかし、SNSの普及などで「守口市と門真市からの放送委託料年間4000万円が来年度から打ち切られることが決まり事業の継続が難しくなった」などとして、今年3月末で閉局することを決めたということです。

 (リスナー)
 「残念ですね。台風とか地震がおきたとき、いつも聞いていたので。キー局ではなかなか知らない情報をここでは教えてくれるから。時代の流れかな」

 関西では去年、エフエムひらかたが閉局。今年3月にはエフエムあまがさきも市からの委託料を打ち切られ、継続の可能性を模索しています。

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