「成人式が戻ってくることもない」 振袖に“墨汁”の被害 逮捕の男は容疑を否認 北九州市｜TBS NEWS DIG
女性の振り袖に墨汁のような液体をかけたとして逮捕された北九州市の男が送検されました。被害女性は「成人式は戻ってこない」と悲しみを訴えています。
きょう、検察庁に身柄を送られた北九州市の会社員・平井英康容疑者（33）は、今月8日、北九州市の「二十歳の記念式典」会場近くのコンビニエンスストアで女性の振り袖に墨汁のような液体をかけて汚した疑いが持たれています。
取り調べに対し、平井容疑者は「会場付近に行き、振り袖を着た女性を見たが液体はかけていない」と容疑を否認しているということです。
式典の会場周辺では同様の被害が他にも10件確認されていて、そのうちの1人は知人に借りた振り袖の汚れが落ちなかったと話します。
被害女性（19）
「成人式が戻ってくることもない。振り袖もきれいな状態に戻ることはない」
警察は、ほかの10件の被害についても平井容疑者が関与した可能性が高いとみて捜査を進めています。
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