“マンション覆面強盗”7人逮捕 「置き配」取ろうとドア開け被害(2023年1月23日)
各地で強盗事件が相次ぐなか、大阪市のマンションでは一人暮らしの住人の部屋に覆面姿の男らが押し入り金品が奪われる事件がありました。「置き配」を取ろうとドアを開けた際に、男らが侵入したといいます。
午前2時すぎの逃走劇。猛スピードで走る人物を警察官でしょうか、追い掛けています。この直前、強盗事件が発生。藤本傑容疑者（32）ら18歳から32歳までの合わせて7人の男が強盗などの疑いで逮捕されました。
事件が起きたのは20日の午前2時すぎ。大阪市天王寺区のマンションに住む一人暮らしの住人が置き配サービスを利用して出前を注文。届いた出前を取ろうとドアを開けた瞬間、覆面の男たちが押し入ってきたということです。
押し入った男：「死にたくなければ黙っとけ」
部屋に押し入った男は4人。現金や貴金属など合わせて780万円相当が奪われました。この事件発生とほぼ同じころ…。
110番通報：「覆面の男がうろうろしています」
110番通報したのは被害者宅に出前を届けた配達員でした。駆け付けた警察官は、マンションから出てきた覆面の男たちを発見。そのうちの1人、福永直也容疑者（21）を現行犯逮捕。さらに翌日、藤本容疑者ら6人が一緒に警察に出頭、強盗などの疑いで逮捕されました。
藤本傑容疑者：「私は強盗事件の指示役をしており、6人のリーダー的存在でした」
「小遣い稼ぎ、せえへんか」などと仲間を募ったという藤本容疑者。7人はおおむね容疑を認めています。
被害者は前日に引っ越してきたばかり。警察では背後にさらなる指示役の組織がないか、余罪の有無も含めて調べています。
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