集合住宅火災で4人死亡…身元が判明 1階居住の77歳から86歳の男性 車いすや寝たきりの人も… 神戸市｜TBS NEWS DIG
きょう未明、神戸市兵庫区の集合住宅で8人が死傷した火事で亡くなった4人の身元が判明しました。いずれも1階に住む77歳から86歳の男性でした。
うしろに見えるのが火事のあった集合住宅です。1階部分から4人の遺体が見つかりました。午後2時から警察と消防による現場検証が行われていて、現在は撤収作業が進められています。
警察などによりますと、集合住宅の1階2階あわせて26平方メートルが焼け、山口勝弘さん（77）、村上忠雄さん（86）、木村敏彦さん（78）、津田正行さん（79）の4人が死亡しました。
いずれも1階の住人で、車いすや寝たきりの人もいたということです。また、60代と70代の男性3人が意識不明の重体、40代の男性が重傷です。
消防などによりますと、集合住宅の一部屋は3畳ほどの広さで、生活困窮者を支援する団体からの紹介で住む人もいるということです。
神戸の冬を支える会 理事 觜本郁さん
「初期費用なしで、問題を抱えている方でも差別せずに入居できていた住宅として『ひろみ荘』があったのは事実で。十数年前に訪問した時は、9割はうちの相談者だったと記憶しています」
激しく焼けた1階の南側の部屋が火元の可能性もあるとみて、警察は失火と事件の両面から捜査を進めています。
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