【カレー・オブ・ザ・イヤー】飲食店部門は“新欧風カレー” 各店のこだわりは

【カレー・オブ・ザ・イヤー】飲食店部門は“新欧風カレー” 各店のこだわりは

【カレー・オブ・ザ・イヤー】飲食店部門は“新欧風カレー” 各店のこだわりは

20日、去年1年間で最も注目されたカレー、“カレー・オブ・ザ・イヤー”が発表されました。飲食店の部門で受賞したのは、「新欧風カレー提供店」です。新トレンド、“新”欧風カレーとは何か、受賞した店を取材しました。

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1月22日は、かつて全国の小中学校で一斉にカレー給食が出たことから「カレーの日」とされています。

その特別な日を前に20日、去年1年間で最も注目されたカレー、“カレー・オブ・ザ・イヤー”が発表されました。飲食店の部門で受賞したのは、「新欧風カレー提供店」です。

そもそも“欧風カレー”とは、小麦粉入りのルウを使ったとろみが特徴で、じゃがいも、玉ねぎなどが具材の家庭でもおなじみの定番カレーのことです。“新”欧風カレーは、そこにさらに付加価値がついたワンランク上のカレーだといいます。

「カレー・オブ・ザ・イヤー」主催 カレー大學・井上岳久学長
「いろんな飲食店が実は、新しいタイプの欧風カレー、“新”欧風カレーをいろんな店で出してるんです。普通のカレーがすごく、進化しているんですね」

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“新”欧風カレーを提供する店を訪ねました。

受賞した店のひとつが東京・銀座にありました。“新”欧風カレーが受賞したことを伝えると…

ア・ヴォートル・サンテ・エンドー 遠藤敦子さん
「あ~! 本当ですか。あ~ありがとうございます」

“新”欧風カレーを注文してみました。その名も「フルーツカレー」(ドリンク付 平日1600円)。なんと、ルウの上に、大きなメロンやいちご、キウイなどのフルーツがきれいに盛られ、まるでケーキのような一品です。

ア・ヴォートル・サンテ・エンドー 遠藤敦子さん
「フルーツの酸味と甘さとか。一緒に食べると、カレーソースの辛さに対して非常に中和するっていうか」

フレンチシェフが作る東京・武蔵野市のお店も受賞しました。こだわりは“出汁”です。

欧風カレーイナバ 稲葉雄太シェフ
「干しシイタケから出たエッセンスを加えた出汁が、メインとなっていますね」

さらに、10時間かけてソテーした玉ねぎや、ワインを入れることでうま味が凝縮したカレーが完成するといいます。

欧風カレーイナバ 稲葉雄太シェフ
「いままで自分がフレンチやってきた経験で、食べ飽きないカレーを作りたいなと思って。いろいろ隠し味を加えております」

“新”欧風カレーの人気は、どこまで広がるのでしょうか。
(2023年1月20日放送「news every.」より)

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