自民・茂木幹事長と維新・吉村共同代表らが会食「通常国会での協力」などを意見交換（2023年1月18日）

自民・茂木幹事長と維新・吉村共同代表らが会食「通常国会での協力」などを意見交換（2023年1月18日）

自民党の茂木敏光幹事長と日本維新の会の吉村洋文共同代表らが１月１８日夜、大阪・泉大津市内で会食し、大阪・関西万博の機運醸成や通常国会における協力などについて意見を交換しました。

　泉大津市内の和食店で１８日夜に行われた会食には、自民党の茂木幹事長、維新の吉村共同代表が参加し、遠藤国対委員長が同席しました。

　茂木幹事長はこれに先立ち大阪・関西万博の会場となる夢洲を視察していて、「準備は順調に進んでいると思っているところ。国、地元自治体、万博協会、企業一体になって機運を盛り上げていく」などと話しました。

　関係者によりますと、会食では、２３日招集の通常国会における「国会改革」への取り組みなど自民と維新の協力についても話が及んだということです。

　一方、防衛増税への反対など維新と共闘を続けることで正式合意した立憲民主党は、岡田幹事長と安住国対委員長が２０日に夢洲の視察に訪れる予定です。

　維新との連携について記者団の質問に答えた茂木幹事長は「自民も維新とは完全には一致していないが、国の根幹となる政策、憲法や安全保障、エネルギーでは一致していると思っている。どちらかというと、立憲と維新の方が国家観が問われる問題については若干隔たりがあるのかなと見える部分もある」と指摘するのを忘れませんでした。

　与野党幹部の一連の視察は万博の「機運醸成」が大きなテーマですが、通常国会の主導権をめぐる与野党の構図を浮き彫りにしています。

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