中国副首相「今年の経済成長は通常の状態に戻る」(2023年1月18日)
ゼロコロナ政策などの影響で中国経済が減速するなか、劉鶴副首相は国内の新型コロナウイルスの感染がピークを過ぎ、「今年の経済成長は通常の状態に戻る」との認識を示しました。
世界のリーダーが集うダボス会議に出席した劉鶴副首相は17日の講演で、中国の新型コロナの感染ピークはすでに過ぎ、市民生活が正常に戻ったとの認識を示しました。
そのうえで「今年の経済成長がコロナ以前の通常の状態に戻る可能性が極めて高い」と自信をのぞかせました。
中国はゼロコロナ政策などの影響で去年のGDP（国内総生産）の成長率が目標を下回るプラス3.0％にとどまっています。
中国政府としては経済の回復をアピールし、海外からの投資を呼び込む狙いもあるとみられます。
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