【マフィア首領逮捕】イタリア“最重要指名手配犯” 約30年間逃亡
イタリアの警察当局は16日、最重要指名手配犯となっていたマフィアの首領を逮捕しました。
ロイター通信などによりますと、イタリアの警察当局は16日、南部シチリア島を拠点とするマフィア「コーザ・ノストラ」の首領で、最重要指名手配犯となっていた、マッテオ・メッシーナ・デナーロ容疑者を逮捕しました。
デナーロ容疑者は、1992年にシチリアでマフィアの捜査を担当していた検察官2人を殺害した罪をはじめ、すでに本人不在のまま開かれた裁判で、数十件の殺人で有罪判決を受けていて、およそ30年間にわたり逃亡していたということです。
イタリアの警察当局はマフィアの摘発を進めていて、メローニ首相も、「マフィアに対して、あきらめない姿勢を示した国の大きな勝利だ」としています。
(2023年1月17日放送「Oha!4」より）
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