山上容疑者を殺人罪などで起訴 警察は公選法違反容疑などでも捜査 安倍元総理銃撃(2023年1月13日)
安倍晋三元総理(67)が銃撃され死亡した事件で、奈良地検は山上徹也容疑者(42)を殺人罪などで起訴しました。
殺人と銃刀法違反の罪で起訴されたのは、奈良市の山上徹也被告です。起訴状などによりますと、山上被告は去年7月8日、奈良市で参院選の演説中だった安倍晋三元総理を銃撃して殺害した罪に問われています。
これまでの警察の調べに、山上被告は容疑を認め「母親が旧統一教会に献金し家庭がめちゃくちゃになった」「安倍元総理と教団がつながりがあると思い狙った」などと供述していることがわかっています。
奈良地検は約5か月半、精神状態などを調べる鑑定留置を行い、鑑定の結果、刑事責任を問えると判断しました。
奈良県警は、選挙活動を妨害した公職選挙法違反や宗教施設に試し撃ちした建造物損壊容疑などでの捜査を続けています。
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