「責任を痛感している」JAXA古川聡宇宙飛行士が会見で謝罪 古川氏らのグループが行った医学研究で捏造などの不適切な行為があった問題 自身も戒告処分と明かす｜TBS NEWS DIG
JAXAの古川聡宇宙飛行士らのグループが行った医学研究で、捏造などの不適切な行為があった問題です。古川飛行士が謝罪会見を行い、この中で、自身も「戒告」の懲戒処分となったことを明らかにしましたが、JAXAの宇宙飛行士が懲戒処分受けたのは初めてです。
JAXA 古川聡宇宙飛行士
「心より深くお詫び申し上げます」
問題があったのは、JAXA=宇宙航空研究開発機構の古川飛行士が責任者を務めた研究チームが行った医学研究です。研究は一般の人にISS・国際宇宙ステーションに似せた閉鎖環境で2週間過ごしてもらい、血液や心理状態などのデータの計測をするものでした。
その後、このデータが捏造、改ざんされていたことがわかったのです。
古川飛行士自身は、ねつ造などには関わっていませんでしたが、会見で「研究全体の責任者なので責任がある」と述べ、自身も「戒告」の懲戒処分となったことを明らかにしました。
JAXAの宇宙飛行士が懲戒処分受けたのは初めてです。
古川飛行士は来年度、国際宇宙ステーションで2度目の長期滞在を予定していますが、変更はないということです。
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