「献金で兄自殺、自分は大学行けず」安倍元総理銃撃事件　山上容疑者が供述　13日までに起訴の見込み｜TBS NEWS DIG

「献金で兄自殺、自分は大学行けず」安倍元総理銃撃事件　山上容疑者が供述　13日までに起訴の見込み｜TBS NEWS DIG

安倍元総理が銃撃され死亡した事件で、鑑定留置を終え移送された山上容疑者が、これまでの調べに「母親の献金のせいで兄は自殺し、自分も大学に行けなかった」などと供述していることがわかりました。

安倍晋三元総理を銃撃し、殺害した疑いで送検された山上徹也容疑者（42）は、きのう、鑑定留置を終えて奈良西警察署に移送され、再び検察や警察の取り調べを受けています。

山上容疑者は、これまでの調べに犯行動機として旧統一教会への恨みを上げていますが、捜査関係者によりますと、「母が旧統一教会に多額の献金をしたせいで難病の兄が十分な治療を受けられず、苦しんで自殺した。私も大学に行くことができなかった」などと供述していることが分かりました。

奈良地検は精神科医による鑑定状況から刑事責任を問えると判断していて、今月13日までに殺人と銃刀法違反の罪で起訴する見込みです。

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