【飯能市3人死亡】逮捕“決め手”に防犯カメラ 2022年1月に男とトラブルで住宅に設置
25日、埼玉県飯能市の住宅で60代の夫婦と娘の男女3人が死亡しているのが見つかり近所に住む40歳の男が逮捕された事件で、現場の住宅の防犯カメラが男との以前のトラブルを受けて設置されていたことがわかりました。
事件のあった現場の住宅の前には、26日、新たに白いテントが設置され、先ほどまで捜査員が絶え間なく出入りしテント内部がライトが照らされている様子が確認できました。26日午後、捜査車両2台が現場をあとにし、この日の現場検証は終わったものとみられます。
この事件は25日、飯能市美杉台の住宅で、この家に住むアメリカ国籍のビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん（69）と妻の森田泉さん（68）、娘の森田ソフィアナ恵さん（32）の3人が鈍器で殴られ死亡しているのが見つかったもので、警察は25日夜、近くに住む斎藤淳容疑者（40）をビショップさんへの殺人未遂の疑いで逮捕しました。ビショップさんの死因は首を強く殴られたことによる頸髄損傷でした。
捜査関係者によりますと、今年1月に斎藤容疑者はこの家の車に傷をつけたとして逮捕され、その後、不起訴処分になっていて、その際、ビショップさんは住宅に防犯カメラを設置していました。今回、そのカメラに、敷地に侵入する斎藤容疑者が映っていたことが関与を裏付ける決め手の1つだったということです。
警察は、以前からのトラブルの関連も含めて慎重に捜査しています。
（2022年12月26日放送「news every.」より）
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