【飯能市3人死亡】逮捕の男“犯行後平然と立ち去る”
25日、埼玉県飯能市の住宅で60代の夫婦と娘とみられる男女3人が殴られ死亡しているのが見つかり、現場近くに住む40歳の男が逮捕された事件で、男が犯行後、平然と現場を立ち去っていたことがわかりました。
この事件は25日午前7時過ぎ、飯能市美杉台の住宅の庭先でこの家に住む60代の夫婦とその30代の娘とみられる3人が鈍器のようなもので頭や首など上半身を殴られ死亡しているのが見つかったものです。
警察は25日夜、現場から数十メートル離れた住宅に住む無職の斎藤淳容疑者（40）を男性への殺人未遂の疑いで逮捕し、26日朝、身柄が留置先の狭山警察署に移されました。
調べに対し「言いたくありません」と供述を拒んでいるということです。
その後の目撃者への取材で斎藤容疑者が犯行後、急ぐことなく平然と徒歩でその場を立ち去っていたことがわかりました。
事件を目撃した近隣住民「人がやられているっていう話を家内や周りの人から聞いて、様子を見に木刀を持って行ったんですけど、そしたらちょうど（斎藤容疑者が）出てきたところで。『お前か？』って言ったら元へ戻って行った。何も言わずに無言で走るわけでもなく、興奮しているとかそういった様子はまったくなかったですね」
捜査関係者によりますと、犯行後の斎藤容疑者が南方向に立ち去るのが目撃されていて、その後まもなく自宅に帰ったとみられるということです。
事件があった住宅には防犯カメラがついていて、警察は映像を精査し、斎藤容疑者の犯行の経緯や足取りについて詳しく調べています。
(2022年12月26日放送)
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