【韓国・梨泰院転倒事故】現場近くに追悼施設を設置 友人亡くした高校生自殺か
ソウル梨泰院の転倒事故の遺族らが14日、犠牲者の遺影を掲げた追悼施設を設置しました。こうした中、事故で一緒にいた友人2人を亡くした高校生が死亡しているのが見つかり、自殺とみられています。
遺族らは14日、犠牲者158人のうち、同意を得た76人の遺影を掲げた追悼施設を現場近くに設置しました。遺族らは「政府が主導した合同の追悼施設は遺族の意思を確認せず、遺影も位牌(いはい)もなく設置された」と政府の対応を批判しました。
息子を亡くした遺族協議会会長「私たちの子供たちを顔ひとつひとつ、名前ひとつひとつ呼びながら『さようなら』『ご苦労さま』『すまない』と追慕を、お願いいたします」
こうした中、ソウル市教育庁によりますと、事故に巻き込まれケガをした男子高校生が12日、ソウル市内の宿泊施設で死亡しているのが見つかりました。自殺とみられています。
ともに梨泰院を訪れた友人2人が事故で死亡していて、男子高校生は心理カウンセリングを受けていました。
(2022年12月15日放送)
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