愛子さま21歳誕生日 胸元にキラリご学友との“絆” 久々外出で“異例場面”(2022年12月1日)

愛子さま21歳誕生日 胸元にキラリご学友との“絆” 久々外出で“異例場面”(2022年12月1日)

愛子さま21歳誕生日 胸元にキラリご学友との“絆” 久々外出で“異例場面”(2022年12月1日)

 天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが21歳の誕生日を迎えられました。コロナ禍のこの1年、皇居からは3回しか外出されなかったという愛子さま。ただ、公開された映像には、ご学友との絆を示すペンダントが胸元に輝いていました。

 1日午後、仙洞御所に入られた愛子さま。21歳の誕生日を迎え、上皇ご夫婦のもとを訪問されました。

 また、宮内庁は誕生日にあたり、新たな映像を公開。タートルネック姿で馬にニンジンを与える愛子さま。時折、馬の鼻の辺りをなで、笑顔を見せられています。

 胸に光るハート型のペンダントは、高校の時のご学友から送られたものだということです。

 記者は、今回の撮影に皇居内の厩舎(きゅうしゃ)が選ばれたのは、ある意図があってのことではと言います。

 皇室担当・遠藤行泰記者:「一つ思うのが、馬が見せ場を失っているなかで、せっかく飼育している方々もいますし、天皇陛下がそういう方々にモチベーションになればということもあって、厩舎で撮影したことも想像できる」

 馬車列を見ようと人々が密になることを避けるため、コロナ禍では儀式の送迎に車が利用されています。

 見せ場がなくなった馬たちへの優しさと、小さいころから様々な動物に親しまれていた愛子さまならではの映像だったのかもしれません。

 愛子さま:「皇居にはどのような生き物が生息し、どのような生態系が広がっているのかということはとても気になります」

 3月、「成年皇族」として初めて会見に臨まれた時も、生き物に対する関心を見せていた愛子さま。自然と触れ合いたい気持ちはあったかもしれませんが、20歳からのこの一年、新型コロナの影響で外出も制限され、皇居からの外出はわずかに3回。

 それでも常に愛子さまの近くには、天皇皇后両陛下がおられました。

 先月、両陛下と一緒に訪れた東京国立博物館でも、愛子さまを気遣う、異例の場面が見られたのです。

 21歳の誕生日を迎えられた愛子さま。現在、学習院大学の3年生ですが、コロナ禍ということもあり、授業はすべてオンラインで受講、この1年で皇居から外出されたのは、わずか3回。

 そのわずかな機会のなかでも、両陛下が愛子さまを気遣われる様子が見られました。

 それは先月、上野にある東京国立博物館を訪れた時のこと。この時、ご家族はそろって淡いブルーでコーディネートされた、いわゆる「リンクコーデ」で登場されました。

 たくさんのシャッターが切られるなか、熱心に作品を鑑賞される、両陛下と愛子さま。しばらくすると、立たれている位置を変え…。

 担当者:「この位置で手前に来て頂ければ。ちょっといったんお待ち下さい」

 再び館内にシャッター音が響きます。

 皇室担当・遠藤行泰記者:「これは極めて異例なことで、最初の撮影だと愛子さまが一番奥になってしまって、それを両陛下が危惧され、愛子さまがしっかり写らなかったんじゃないかと思われて、もう一回撮影し直したという珍しいエピソードがある」

 皇后・雅子さま:「本当に生まれてきてありがとうという気持ちでいっぱいになりました。今でもその光景ははっきりと目に焼き付いております」

 両陛下に見守られ、大切に育てられた愛子さま。幼いころから動物に慣れ親しんできました。両陛下もその姿を見て、うれしそうに微笑まれる場面がいくつもありました。

 サポートを受けながら、次の世代へ。新たな皇室の姿も徐々に見えてきます。

 外出ではありませんが、令和の皇室を引っ張るお二人がそろった姿も…。

 白いスーツの愛子さまとともに現れたのは、深紅のスーツを着た、7歳年上の佳子さま。お互いを引き立て合うような紅白の衣装で、宮内庁での雅楽を鑑賞されました。

 皇室担当・遠藤行泰記者:「私が印象的だったのは佳子さまは公務、公的活動を頻繁にこなされていて非常に入って来た時のごあいさつなんかも慣れていらっしゃって、堂々たるものなんですけど、愛子さまは20歳になって1年ですか、まだ学業優先のなかで、公的活動をあまりなされていない。やはり初々しくもあり、お辞儀の仕方一つとっても大変、緊張していらっしゃるというか、そういった佳子さまとの違いも正直感じた部分はある」

 愛子さま:「当面は学業を優先させて頂きながらにはなりますが、一つひとつのお務めを大切にしながら、少しでも両陛下や他の皇族方のお力になれますよう、私のできる限り精一杯、務めされて頂きたいと考えております」

 今後、愛子さまが担う公務は増えていくとみられます。皇室解説者の山下晋司さんは、愛子さまの重要性をこう話します。

 皇室解説者・山下晋司さん:「国際親善の場というのは、本来もっと増えていかなければいけないんですけれども、それを担う人が将来的に少なくなっていくでしょうし、皇位継承の話とは別として、皇室の公務、国際親善をはじめ、色々な公務を担って頂く方はやはり必要だろうと。愛子内親王殿下も一緒になって、外国の特に王族の方々との交流を深めて頂くというのは、私は国にとっては必要だと思っています」

 成年皇族としての会見の際、愛子さまは自分の短所をこう話されました。

 愛子さま:「小さいころから人見知りのところがございますので、これから頑張って克服することができればと思います」

 このお言葉に山下さんは…。

 皇室解説者・山下晋司さん:「一般の国民、私も含めてですね、公務でのお姿よりもその人自身をやはり見てるんですよね。普段のお姿というか、その人自身を見ることにおいては別に無理される必要もないでしょうし、今のまま、自然体のままが、かえって私は国民が良い感情を持つんじゃないのかなと。ですから人見知りのこともそのままでいいんじゃないですかと思っています」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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