社会学者・宮台真司さん 講義終了直後に襲われたか｜TBS NEWS DIG
東京都立大学のキャンパスで、教授の宮台真司さんが切りつけられ、重傷を負った事件で、宮台さんが大学の講義終了直後に襲われたことがわかりました。
警視庁によりますと、宮台真司さんはきのう午後4時17分ごろ、キャンパスの敷地内で男に襲われました。その後の取材で、宮台さんは午後4時10分に4時限目の講義を終え、駐車場へ歩いて向かう途中だったことが新たにわかりました。
宮台さんは頭を後ろから殴られたうえ、刃物のようなもので首や後頭部などを切られたほか、腕には防御創とみられるたくさんの切り傷があったということです。
医師の話を宮台さんの家族と一緒に聞いたというジャーナリストの神保哲生さんが取材に応じました。
ジャーナリスト 神保哲生さん
「全く（男と）やり取りはなかったようです。無言だったみたいです。だから、逆に言うと、動機がわからない。あれだけ切られたのにそういうところ（致命傷）がなかったというのは、非常に不幸中の幸いなのかなと思っています」
男は現在も逃走しています。
警視庁は殺人未遂事件として捜査を続けており、防犯カメラなどを手がかりに、逃げた男の行方を追っています。
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