大分・宮崎震度5強 M6.8以上なら気象庁「南海トラフ地震臨時情報発表していた」
きょう未明、大分県と宮崎県で最大震度5強を観測する強い地震がありました。この地震による津波の心配はありません。一方、気象庁は、もし今回の地震の規模がマグニチュード6.8以上だった場合には、南海トラフ巨大地震が発生する可能性について調査する作業を進めていたことを明らかにしました。
気象庁 地震津波監視課 束田進也 課長
「揺れの強かった地域では地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意してください」
きょう午前1時8分ごろ、大分県と宮崎県で最大震度5強を観測する強い地震がありました。気象庁によりますと、震源地は日向灘で震源の深さは45キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定されています。
気象庁は午前3時過ぎに緊急記者会見を行い、この中で、今回の地震の規模を示すマグニチュードが6.8以上だった場合には、「南海トラフ地震臨時情報」を発表し、南海トラフ巨大地震が発生するかどうかについて調査する作業を進めていたことを明らかにしました。
一方で気象庁は、今回の地震が南海トラフ地震の震源となるプレート境界に与える影響については、「わからない」としています。(22日05:10)
#南海トラフ地震臨時情報
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