財布残ったままで物色された形跡なし…一人暮らしの室内で全身に打撲痕　堺市殺人事件（2022年11月23日）

財布残ったままで物色された形跡なし…一人暮らしの室内で全身に打撲痕　堺市殺人事件（2022年11月23日）

大阪府堺市のマンションで住人の６０代の男性が殺害されているのが見つかった事件で、男性の部屋に物色された形跡などはなかったことがわかりました。

　警察によりますと、１１月２１日午前９時半ごろ、堺市中区深井水池町のマンションの一室で、この部屋に１人で住む唐田健也さん（６３）がリビングで倒れているのを訪れたケースワーカーが発見しました。

　唐田さんはその場で死亡が確認されましたが、司法解剖の結果、全身に複数の打撲の痕が確認されて、警察が殺人事件として捜査しています。警察によりますと、発見当時、玄関のドアにカギはかかっていなかったほか、室内には財布は残されていて物色されたような形跡もなかったということです。

　警察はこれまで唐田さんからトラブルの相談などは受けていなかったとしていて、事件の詳しい経緯を捜査しています。

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