【新型コロナ】厚労省専門家会議が報告 “感染者の増加速度が鈍化”
新型コロナウイルスの感染状況を分析する厚生労働省の専門家会議は、感染者の増加の速度が鈍くなっていると報告しました。
厚労省の専門家会議は感染者の今週先週比は1.18となり、全国的に増加が続いているが増加速度は鈍くなり、過去最多の感染者を更新した北海道に関しても増加は頭打ちの傾向が見られると報告しました。
専門家は、今後について地域差はあるものの感染のピークを迎える可能性があるとしつつ、年末に向けて接触機会が増えて、感染者が再び増える可能性もあり、注意が必要だとしています。
また会議では、今後懸念される季節性インフルエンザとの同時流行に備えるため、新型コロナとインフルの同時検査キットを、医師の処方せんなしで薬局で買えるようにする方針も話し合われ、緊急対応として、おおむね賛成が得られたということです。
厚労省は、来週以降、同時検査キット販売の具体策を検討する予定です。
(2022年11月22日放送)
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