【イノシシ出没】警察官が銃構え「撃つぞ！」名古屋の街中で(2022年11月22日)

【イノシシ出没】警察官が銃構え「撃つぞ！」名古屋の街中で(2022年11月22日)

　警察官は慎重ににじり寄りながら腰を低くし、射撃の態勢を取ります。

　日曜日の河川敷に緊張が走りました。狙いを付ける相手は、言葉の通じない「イノシシ」でした。それでも…。

　動画を撮影した住民：「撃つぞと。イノシシに向かってしゃべっていた感じ」

　20日、名古屋市守山区谷田川の河川敷に2頭のイノシシが現れました。警察によりますと、その体長は1メートルほど。

　動画を撮影した住民：「息子と河川敷で野球をしていて、息子の後ろ5メートルくらいにイノシシが出てきて」

　通報で駆け付けた警官はイノシシが住民に向かって突進したため、銃を構えて「撃つぞ」と声を上げたといいます。

　動画を撮影した住民：「本物の拳銃が出てくるとは思わなかった。その辺もびっくりした。イノシシも拳銃に反応したのかもしれないが、草むらに隠れてしまった」

　この4時間後、今度は4キロほど離れた大曽根駅周辺の市街地でイノシシが目撃されました。別の映像には車道を横断する2頭の姿が…。2頭そろって勢いよく車道をダッシュしています。

　2つの目撃現場とも近くに山はありません。イノシシはどこから来たのでしょうか。

　名古屋市守山区区政部・河合勝人課長：「東谷山という山が守山区の志段味地区にあって、イノシシが生息している。その麓に庄内川、大きな川が流れている。その河川敷をつたって守山区の市街地の方に移動することは、これまでにもあった」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>