ペロシ米下院議長　民主党下院トップから退任の意向(2022年11月18日)

ペロシ米下院議長　民主党下院トップから退任の意向(2022年11月18日)

　アメリカ与党・民主党のペロシ下院議長（82）は、来年の議会で民主党下院トップのポストに立候補せず、退任する意向を表明しました。

　ペロシ下院議長：「私は次の議会で民主党の指導者の再選を目指すことはありません。私が深く尊敬する民主党議員団を、新しい世代が率いる時が来たのです」

　ペロシ下院議長は17日、民主党下院トップのポストを後任に譲り渡し、退任後も下院議員としての職務を続ける意向を明らかにしました。

　ペロシ氏は8月、下院議長として25年ぶりに台湾を電撃訪問し支援を表明するなど中国に対して厳しい姿勢で知られています。

　アメリカメディアは、ペロシ氏の後任には民主党のハキーム・ジェフリーズ議員（52）が名乗りをあげる可能性があると伝えています。

　ジェフリーズ議員が就任すれば、黒人議員が初めて、議会で党を率いることになります。

　中間選挙では野党・共和党が4年ぶりに下院の多数派を奪還し、次期下院議長には共和党のマッカーシー院内総務の就任が有力視されています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>