【ブラックフライデー】円安・物価高騰で“家計応援”や“国産品”も 初参戦の高島屋は…

【ブラックフライデー】円安・物価高騰で“家計応援”や“国産品”も 初参戦の高島屋は…

【ブラックフライデー】円安・物価高騰で“家計応援”や“国産品”も 初参戦の高島屋は…

毎年11月に行われる大規模セール「ブラックフライデー」が始まりましたが、円安や物価高騰の影響で様子も変化しています。高島屋は今年初めて参戦、ネットで販売するECのみで展開します。知恵を絞った各社の販売戦略を取材しました。

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大手スーパー・イトーヨーカドーでは「ブラックフライデー」のセールが行われています。「ブラック」、「くろ」に引っかけた960円の衣類や、黒い商品がたくさんお目見えしました。

イトーヨーカ堂 販売促進部 篠塚麻友実さん
「人気キャラクターのスヌーピーとのコラボ商品になっております」

黒い耳のスヌーピーグッズも人気商品の1つだといいます。しかし、今年のブラックフライデーでは「家計応援」を重視したとしています。

日用品の入浴剤や洗剤の詰め合わせといった、物価高に悩む家計に優しい商品などを昨年より5割ほど増やしたということです。

買い物客
「日用品をお安くなっていたら、買いたいです」

「何かに名をつけて安くしていただければありがたい」

「ブラックフライデー」はアメリカ発祥のバーゲンセールですが、今年は円安や物価高騰の影響で様子も変化しています。

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一方、東京・品川区のイオンスタイル品川シーサイドでは、ブラックフライデーに長い行列ができていました。食品売り場で行われていたのは果物・野菜の詰め放題です。

袋いっぱいにみかんを詰めた買い物客
「22個くらい入った気がします。500円でいいのかなって」

実はこの店で大きく展開しているのは、国産品です。円安で輸入品の価格が上がる中、国産に目を向けました。

イオンリテール 営業企画本部長 伊藤竜也さん
「国産の黒毛和牛ですとか、活け締めの真鯛ですとか、国産の良いものをお値打ち価格でと」

食料品だけでなく、国産デニムなどの衣料品も取り扱っています。

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百貨店の高島屋は、今年初めてブラックフライデーに参戦しました。ネットで販売するECのみで展開します。

高島屋 EC事業部 松本卓也さん
「こちらのトゲズワイガニ、元の半額程度(5400円)で提供させていただくような。百貨店ならではのプレミアム感というものを担保しながら」

約1500品目をそろえ、最大8割引の商品から135万円を超える有名メーカーのパターなど、普段はECサイトでは買えない高額商品などを取り扱います。

さらに、神奈川県横浜市の「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」で人気となっている“予約困難なアフタヌーンティー”を楽しめる宿泊プランも用意していました。観覧車をイメージしたアフタヌーンティースタンドには色鮮やかなケーキが並び、それに合わせて提供されるのは薄いバラ色の紅茶です。(“予約困難なアフタヌーンティー”付き宿泊プラン 8万5800円・税込)

高島屋は「若い世代が利用するECサイトで大規模セールを行うことで、店舗での客層である50代・60代以外にも客層を拡大したい」としています。

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「ブラックフライデー」から「年末商戦」へ向けて、知恵を絞った販売戦略が見られそうです。
(2022年11月17日放送「news every.」より)

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