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トランプ氏が激怒「周囲に怒鳴りつけ」 共和党苦戦に…“不正選挙”口にし始める(2022年11月10日)
アメリカの中間選挙は、開票が続いています。共和党の苦戦ぶりに、トランプ前大統領(76)が激怒して、周囲に怒鳴りちらしていると、アメリカのメディアが報じています。
■“共和党優勢”とみられたが…「異例の接戦」
トランプ前大統領:「ありがとう。とても刺激的な夜になった。いくつかの激しい戦いをここで見守っている」
自らの邸宅で、支持者らと共に中間選挙の開票速報を見守った前大統領のトランプ氏。
トランプ前大統領:「後ろのフェイクニュースメディアも歓迎しよう。ずいぶん集まったな。きっと大敗を期待しているだろうが、そんなことは起きない」
この日も強気の姿勢を崩しませんでしたが、開票結果は「異例の接戦」となっています。
トランプ前大統領:「アメリカを成功に導き、安全と栄光をもたらすには、私がもう一度やらねばならないだろう。乞うご期待」
2年後の大統領選挙への出馬を“におわせ”たかと思えば…。
トランプ前大統領:「オバマとバイデン…我々は“オバイデン”と呼んでいるが、オバマでもオバイデンでも、どっちでもいいが、彼らが訪問したペンシルベニア州に集まったのは、ハエだよ」
独自の言い回しで、オバマ元大統領とバイデン大統領を批判したトランプ氏。選挙戦では存在感を示し、野党・共和党が優勢とみられていました。
しかし、現在も続く開票結果を見てみると、上院は3議席を残し、共和党のリードは、わずか1議席でした。
下院は、共和党が過半数に迫る勢いですが、現地の主要メディアは、「共和党に当初予想されていたほどの勢いはみられない」と報じました。
■共和党苦戦に…トランプ氏激怒「怒鳴り付け」
そうしたなか、トランプ氏が口にし始めたのが「不正選挙」です。
トランプ前大統領:「投票機械の不具合や紙不足など、多くのトラブルが続出しているが、投票の列から動かないで。嫌かもしれないが、奴らの狙いは投票を遅らせること。そうはさせない」
実際、アリゾナ州のマリコパ郡では、投票を集計する機械のトラブルが発生。“トランプ派”も不正を主張し始めています。
共和党・アリゾナ州知事選 レイク候補:「投票が始まって2分後には、“別の箱に投票用紙を入れて”と言われた人たちがいるんです」
しかし、選挙を管理する担当者は、投票用紙が機械で読み込めなくても、すべて集計すると説明しています。
担当者:「投票用紙が機械に通らない場合は、この安全な箱に入れて下さい。投票用紙は、一日中きちんと保管されます」
一方、CNNは、トランプ氏が共和党の苦戦ぶりに激怒していると報道。顧問の話として、「トランプ氏が共和党候補の結果に失望し、誰かれとなく怒鳴り付けている」と伝えています。
(「グッド!モーニング」2022年11月10日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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