【皆既月食を撮影】“うまく撮影できなかった人”続出 「夜空に浮かぶタマネギ」に…

【皆既月食を撮影】“うまく撮影できなかった人”続出 「夜空に浮かぶタマネギ」に…

【皆既月食を撮影】“うまく撮影できなかった人”続出 「夜空に浮かぶタマネギ」に…

8日は、夜空を見上げ「皆既月食」を見た人が多かったのではないでしょうか。ただ、その瞬間を写真に収めようとした人の中には、夜空に浮かぶタマネギのような画像になってしまった人など、うまく撮れない人が続出しました。

     ◇

20代 大学生
「見ました!」

60代
「一生に一回だと思ってたので」

50代
「歴史的瞬間に立ち会えたというか」

8日夜に見られた世紀の天体ショー、翌日の9日も人々の興奮は冷めやらない様子でした。

8日午後7時16分ごろから午後8時42分ごろまでの約1時間半、月が地球の影に徐々に覆われる「皆既月食」が見られました。夜空に浮かぶ赤銅色の輝きに、多くの人が一斉にカメラを向けました。

8日夜、成田空港を飛び立つ飛行機の機内では、皆既月食を楽しむイベントを実施しました。ジャズ演奏も披露される中、上空から見えたのは幻想的な光景です。

皆既月食を楽しむ人は日本各地だけでなく、世界中に広がっていました。

そして、「皆既月食」と同時に起きたのが、天王星が月に隠れる「天王星食」です。「惑星食」と「皆既月食」の共演は442年ぶりで、次のチャンスは約300年後の2344年まで訪れません。歴史的な一夜、必死で撮影した人も多かったはず。撮れ高を聞いてみました。

50代
「空は難しかった。暗闇の空は」

60代
「(うまく)撮れなかったですね。もうこんなことはめったにないのに、どうして?って思って、すごくショックでした」

江戸川区で撮影した20代大学生
「『へたくそだな』って言われましたね。『月の写真撮るの下手くそ選手権』みたいなのがあって、それにちょっと投稿しました」

SNS上で「#月食写真下手くそ選手権」というハッシュタグができるほど、うまく撮影できなかった人が続出。「夜空に爆誕したポンデリング」、「空飛ぶ梅干しが撮れました」、「玉ねぎだったんだけど、なんで?」などと、全国から投稿が相次ぎました。

夜空に浮かぶ珍しいタマネギが見えてしまった人は、東京・渋谷区の駐輪場の近くでこの貴重な一枚を収めたといいます。

ネイリスト MARINAさん
「ここに立ってて、あのあたりに月が見えました」

――これ月ですか?

ネイリスト MARINAさん
「月だったはずなんですけど、え!!玉ねぎ!!みたいな」

ツイートには、「神秘的だ」という反応も寄せられているといいます。

ネイリスト MARINAさん
「300年後は、私の血を受け継いだ誰かに玉ねぎ撮ってもらえたらいいですよね」

他にも、線香花火に見えるものや、「みたらし団子みたいになった」という人もいる中、一番多かったのが、小さなイクラのようなお月さまです。

有楽町で撮影した50代
「スマホの限界でイクラでした。ちっちゃいイクラ」

杉並区で撮影した50代
「ちょっと、ちっちゃくなっちゃった感じです。写真は残念だったんですけど、心のシャッターはいっぱい切ったので、イクラ以上のものが撮れました」

うまく撮れなかった人たちは、すでに未来を見据えています。

次に見られるのが300年後ですが――

「頑張って生きようかなって思います」
「少しでも長く生きたいなって。300年は無理だけど」

300年後にもまた、珍しい月の写真がたくさん撮影されるかもしれません。
(2022年11月9日放送「news every.」より)

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