バイデン大統領就任１年 “団結の実現”「理想の姿には遠い」
アメリカのバイデン大統領が就任１年を迎えるのを前に記者会見を行い、就任時に訴えた「団結」の実現について、「理想の姿には遠い」との認識を示しました。
アメリカ バイデン大統領
「明日で就任して１年になります。困難の多い１年でしたが、大きく前進した１年でもありました。ワクチンを接種した人は私が就任した時は２００万人でしたが、今や２億１０００万人が接種を完了しました」
バイデン大統領はこの１年の成果として、▼新型コロナのワクチン接種の促進や▼雇用や貧困の改善、▼１１０兆円規模のインフラ投資法による大規模投資計画などを示しました。一方、直面する困難として、▼オミクロン株の感染拡大や▼物価の上昇を挙げ、政権の目玉法案「より良い再建法案」には物価を下げる効果があると繰り返し、成立の必要性を改めて訴えました。
去年１月の就任式では「団結」の重要性を訴え、対立の解消に取り組む考えを強調しましたが・・・
アメリカ バイデン大統領
「（Ｑ．就任時と比べて、国は団結していますか？）いくつかの成果はあったが、理想の団結に比べればまだまだだ」
バイデン大統領は「団結を成し遂げなくてはいけない」と述べましたが、法案審議で協力を拒む野党・共和党の姿勢を厳しく批判する場面もありました。（20日09:38）
#バイデン大統領就任１年
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