北朝鮮“連続発射” 一時Jアラートも 政府はNSCで対応協議(2022年11月3日)

北朝鮮“連続発射” 一時Jアラートも 政府はNSCで対応協議(2022年11月3日)

北朝鮮“連続発射” 一時Jアラートも 政府はNSCで対応協議(2022年11月3日)

 北朝鮮が3日朝ミサイルを3回発射し、このうち1回目で一時Jアラートが出ました。総理官邸では3日午前、NSC=国家安全保障会議を開き、情報の分析と今後の対応を協議しました。

 (政治部・山本志門記者報告)
 岸田総理大臣は3日午前、記者団に対し「北朝鮮が発射したミサイルのうち1発はICBM=大陸間弾道ミサイルの可能性がある」と説明しました。

 岸田総理大臣:「今回の発射されたミサイル1発はICBMの可能性もあるということでありますので、改めて私の方から情報収集分析の指示を出しました」

 これに先立って岸田総理は、「連日続く弾道ミサイルの発射は暴挙であり、決して許されるものではない」と強く非難しました。

 また浜田防衛大臣は、3日朝、Jアラートが出た経緯を説明しました。

 このなかで、「7時40分ごろに発射されたミサイルは、日本列島を越える可能性があると探知し、Jアラートで公表した。ただその後確認したところ、日本列島を越えず、日本海上空で消失したことを確認したので訂正する」と、原因は現在分析中だと説明しました。

 情報が錯そうしたことで、国民の混乱を招きかねず、今後問題となってくる可能性もあります。

 また、ミサイルの詳細についてですが「多数のミサイルが日本海に向けて発射された。そのうち一つは高度約2000キロ、飛翔(ひしょう)距離は約750キロの日本海に落下した」と発表しました。

 日本政府は、今後、北朝鮮が核実験など挑発行動をさらにエスカレートさせる可能性もあるとして、引き続き警戒を強めていく方針です。
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