『アスベスト被害』で最大１３００万円の給付金制度が開始…大阪では無料の電話相談（2022年1月19日）
建設現場でアスベストの被害を受けた人や遺族を対象に、１月１９日から国が給付金の請求を受け付けます。大阪では無料の電話相談が行われています。
建設現場でアスベストを吸った建設作業員らが健康被害を受けたことについて、去年、最高裁は国の責任を認める判断を示しました。
判断を受けて、国は１月１９日から被害者や遺族らに対して最大１３００万円の給付金を支給する制度をスタートしました。
これにあわせて大阪では弁護士らによる無料の電話相談が行われています。弁護団によりますと、建設アスベストの被害者数は現在１万数千人程度に上ると推計されるということです。
（大阪アスベスト弁護団 村松昭夫団長）
「『もしかしたら』と思われる方もおられると思います。時間が経つと救済が受けられないということもありえますので、迷わずにご相談いただけたら」
【建設アスベスト被害緊急ホットライン】
０１２０－９６６－３２９（１月１９日・２０日の午前１０時～午後５時）
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