【那須雪崩事故】まもなく教師3人の初公判 争点は雪崩予見できたかどうか
栃木県那須町で高校生らが登山講習会中に雪崩に巻き込まれ8人が死亡するなどした事故で、業務上過失致死傷の罪に問われた引率教師3人の初公判が25日、行われます。
この事故は2017年3月那須町のスキー場近くで雪崩が起き、登山講習会に参加していた栃木県立大田原高校の生徒らが巻き込まれたものです。
講習会の責任者の立場だった猪瀬修一被告、菅又久雄被告、渡辺浩典被告の3人は安全確保の義務があり、前日から大雪が降っていたことなどから雪崩発生の危険性を予見できたにもかかわらず、情報収集を怠り訓練を実施して事故を引き起こし8人を死亡させるなどした業務上過失致死傷の罪に問われています。
裁判の争点は雪崩発生が予見できたかどうかで、午後の初公判で3人は起訴内容を否認するとみられます。
(2022年10月25日放送「ストレイトニュース」より)
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