ロックダウン中も 英官邸でパーティー 首相も参加(2022年1月18日)
新型コロナの規制が強化されるさなかイギリスの首相官邸で毎週パーティーが開かれ、ジョンソン首相も参加していた疑惑を現地メディアが報じました。相次ぐ疑惑に政権は窮地に追い込まれています。
イギリスの大衆紙「デイリー・ミラー」はおととし秋から去年春にかけ首相官邸で毎週金曜の午後4時から20人前後が参加してパーティーが開かれていたと報じました。
ワインセラーも官邸に持ち込まれ、職員がスーパーで購入した酒をスーツケースに入れ運んでいたと伝えています。
この期間にはロックダウンをはじめ厳しい規制が敷かれていていた時期が含まれます。
また、去年4月に亡くなったエリザベス女王の夫・フィリップ殿下の葬儀の前日にもパーティーが開かれていたことが明らかになり、首相官邸はエリザベス女王に謝罪しました。
イギリスでは官邸や保守党の関係者が新型コロナの規制強化中にパーティーを開いていた疑惑が次々と明るみになっています。
調査会社によると与党・保守党の支持率は急落していて、最大野党・労働党と10ポイントの差がつきジョンソン首相の辞任を求める声も強まっています。
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