「野党はだらしない」自民党側の発言の波紋広がる 国会日程にも影響|TBS NEWS DIG
「野党はだらしない」。自民党側の発言が国会運営に支障を来す事態となっています。
自民党 石井準一参院議運委員長
「各党の皆様方を冒涜するような発言であったというような指摘もあります。申し訳ございませんでした」
こう謝罪したのは、自民党所属で参議院の議員運営委員長の要職につく石井準一氏。昨夜、総理との会食後、取材に応じ、こう述べたのです。
自民党 石井準一参院議運委員長
「どんな話って(午後)5時1分で衆(院)の予算委員会が終わるなん緊張感がないねって、野党側に。だって“瀬戸際大臣”の首とるのに(午後)5時1分で終わって首とれるのか。野党がだらしないねって話」
きのうの国会質疑がほぼ定刻に終わったことについて、野党側に「緊張感がない」と述べたのです。議員運営委員長には中立性が求められていて野党批判は異例。石井氏はきょう発言を撤回しましたが…
立憲民主党 安住淳国対委員長
「失礼極まりないと思いますよ。質疑の中身も見ずして首をとる、とらないみたいな話で。何か『鎌倉殿の13人』見過ぎなんじゃないの」
野党側は国会での謝罪を要求。与野党の協議の結果、石井氏はあすの参院・議院運営委員会で謝罪することになりましたが、きょう予定されていた議運理事会が開催中止となるなど国会日程に影響が出ています。
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