【裁判】福岡・男児バス置き去り死 元園長に禁錮2年求刑
福岡県で、保育園の送迎バスに男の子が置き去りにされ、死亡した事件。検察は13日、保育園の元園長に禁固2年を求刑しました。
福岡県中間市の倉掛冬生ちゃんは去年7月、中間市の双葉保育園の送迎バスに1人取り残され、熱中症で死亡しました。
冬生ちゃんを降ろし忘れたとされるのが、当時、園長だった浦上陽子被告(45）。業務上過失致死の罪に問われています。
検察は、初歩的な注意義務を怠らなければ 事件は発生しなかったと指摘し、浦上被告に禁錮2年を求刑しました。
一方、弁護側はどんなに注意してもヒューマンエラーは生じるものだとして浦上被告に執行猶予付きの判決を求めています。
裁判には、冬生ちゃんの母親も出廷しました。
「裁判中に一度も私の方を見ようとさえしない態度から、心から謝罪したいとは思っていないのだろうと私には受け取られました」
判決は来月8日に言い渡されます。
（2022年10月13日放送「news every. 」より）
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