「米国籍の女性」らになりすまし日本人男性から現金詐取の罪　58歳男は起訴内容を否認（2022年10月11日）

「米国籍の女性」らになりすまし日本人男性から現金詐取の罪　58歳男は起訴内容を否認（2022年10月11日）

いわゆる「国際ロマンス詐欺」の手口で現金をだまし取った罪に問われている男が、初公判で起訴内容を否認しました。

　起訴状などによりますと、森川光被告（５８）は２０１９～２０２０年、「イエメン在住の女性医師」や「アメリカ国籍の女性」になりすまし、ＳＮＳを通じて日本人男性２人に恋愛感情を抱かせて、現金約１５０万円をだまし取った罪に問われています。

　森川被告はいわゆる「国際ロマンス詐欺」グループの主犯格とみられ、潜伏先のアフリカ・ガーナで身柄を拘束されました。

　今年１０月１１日の初公判で森川被告は「私は一切関与していません」と起訴内容を否認し、弁護側も無罪を主張しました。一方、検察側は冒頭陳述で「共犯者がだまし取った金を暗号資産に替えて森川被告に送金していた」と指摘しました。

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