【変化】感染状況落ち着くいま…“子どもと一緒に”結婚式が増加

【変化】感染状況落ち着くいま…“子どもと一緒に”結婚式が増加

【変化】感染状況落ち着くいま…“子どもと一緒に”結婚式が増加

コロナ禍でやりたくてもできなかったことを、感染状況が落ち着いている今、行おうという動きが出ています。都内の結婚式場では、挙式をするカップルが増えていて、去年の同じ時期より3割増加しているということです。また、お祭りなども再開が相次ぎ、イベントに使う道具のレンタルの店では、依頼が大幅に増加していました。

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東京・豊島区の結婚式場「アンジェロコート東京」を訪れていたのは、11月に挙式予定の新婦です。婚姻届を出したのは、去年でした。

来月挙式予定の人
「去年のうちは、振り返ってみても難しかったのかなと」

新型コロナのウイルスの感染状況などを見ながら、挙式の時期を決めたといいます。

来月挙式予定の人
「あまり先延ばしにしたくなかったので、できる限り対策してやりたいなと。あまり(感染者が)増えなければいいなと思いつつ、自分も気をつけないと」

コロナ禍で挙げられなかった結婚式。感染者が減少している今、結婚式を挙げるカップルが増えているといいます。この秋、挙式する人は去年の同じ時期より3割増加しました。スタッフが足りず、他の式場と協力しながら対応しているとしています。

3年越しの結婚式を挙げるカップルもいて、式の様子には変化がありました。

プリオホールディングス チーフコーディネーター 安田由佳理さん
「もう入籍して3年たってるとか、お子様もいらっしゃるとか、今、30組ちょっと担当しているが、半数ぐらいはお子様と一緒の結婚式」

挙式ができなかった期間に子どもが生まれ、子どもと一緒に挙式するケースも増加しているということです。新郎新婦が打ち合わせなどに集中できるよう、見学から式当日までベビーシッターができるコーディネーターが担当しているということです。

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埼玉・秩父市で400年以上の歴史を持つ「龍勢祭」。感染拡大前の映像では、空へと打ち上げられた手作りロケットの中から、カラフルな傘や花火が飛び出し、舞い降りてくる様子が映っていました。

龍勢祭は今週末、3年ぶりにようやく開催されることになりましたが、開催決定まで時間がかかり、準備期間は通常の半分ほどしかなかったといいます。

さらに、ロケットを作る作業は密になりやすく、感染対策をしながらの準備に苦労したといいます。

城峰瑞雲流 篠塚良一棟梁
「ほとんどの作業は密の状態で、寄り添って力を合わせる」

篠塚棟梁は、「最終的には切羽詰まっても、なんとか間に合わせる計画で。自分たちもお祭り気分ではなく、技術の伝承を第一に考えてやろうと」と意気込みを語りました。

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急増するイベント開催に、うれしい悲鳴も上がっています。

調理道具などで有名な東京・台東区のかっぱ橋道具街の店では、焼き鳥機などイベントで使う道具のレンタルをしていますが、感染者が減少したことで、文化祭や町内会の祭りなどで使う道具のレンタル依頼が大幅に増加したということです。

藤田道具 藤田雅博社長
「もう忙しくて。片付けて、キレイにして、またすぐ次って。結構、大変です。3年ぶりというので、一気に増えてきました」

藤田道具では配送作業が追いつくか不安になるほど、予約が殺到しているということです。
(2022年10月5日放送「news every.」より)

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