【共同住宅“放火”か】2人死亡 住人の男を逮捕 北海道
北海道の共同住宅に火をつけたとして、住人の男が逮捕されました。火災発生から約30分後には、ベンチに座りながら、「俺がやった」と叫ぶ男の姿が目撃されていました。
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30日午前5時半すぎ、北海道北広島市で火災が起きました。カメラが捉えたのは、オレンジ色の炎。2階の一室から勢いよく噴き出し、その勢いは止まりません。そして、周辺には白い煙が立ち込めていました。
火災を目撃した人
「最初の頃は、2階から（炎と煙が）出ていた感じ」
火事があったのは、生活困窮者らが支援を受けて暮らす2階建ての共同住宅です。15人が生活していたといいます。
消防によると、火は約6時間半後にほぼ消し止められましたが、2階はほぼ全焼。2階の別々の部屋から、男女2人の遺体が発見されました。
現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、この共同住宅で暮らす荻野正美容疑者（67）です。
火災発生から約30分後の午前6時前、火災現場から数十メートル離れたベンチに座り、叫んでいる荻野容疑者をみたという女性は――
目撃した人
「（荻野容疑者は）『俺がやった』って言って、真っ黒い感じだったからヤケドしてたのかもしれないけど」
荻野容疑者は、2階の6畳1間の部屋に暮らしていて、警察の調べに対し、「灯油を自分の部屋にまいて火をつけた」と話し、容疑を認めているということです。
警察は犯行の動機などを詳しく調べています。
（2022年9月30日放送）
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