【西九州新幹線】“爆破予告”で一時運転見合わせ トラブル相次ぐ
23日に開業したばかりの西九州新幹線が「爆破予告」を受け、28日午後、一時運転を見合わせました。運転は再開していますが、警察は威力業務妨害の疑いで捜査しています。
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28日午後、先週金曜日・23日に開業したばかりの西九州新幹線の 長崎駅では、改札口の付近で足止めされた多くの乗客の姿があり、JRの職員が説明に追われていました。
西九州新幹線に乗車予定の乗客
「ちょっと困ってます。鹿児島まで帰るんですけど。急いでここ（駅）に来たら、なんかごった返していて。聞いたら爆破予告があったと」
そして、駅の構内や入り口にはりだされたのが「駅から退避をお願いします」と書かれたポスターです。
JR九州の職員
「本日、西九州新幹線施設に爆破予告がありました。安全のため、駅外への避難をお願いします」
長崎県大村市によりますと、28日未明、「西九州新幹線の施設複数か所に高性能な爆弾を仕掛けた」とメールが届いたということです。
メールでは、爆破時間について、28日の「午後3時34分」と具体的に示されていたといいます。
同じ内容のメールが佐賀県武雄市など、沿線の複数の自治体に届いていて、JR九州は午後3時頃から西九州新幹線の運転を見合わせました。
西九州新幹線に乗車予定の乗客
「福岡から出張で来て、また福岡にちょうど戻ろうと思っていたところなんですけど。もう1件、福岡で用事があったので、どうしようと思っています。すごく困っています。腹立たしいですよね」
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日本一短い西九州新幹線が開業した23日、沿線には多くの人たちが集まり、祝賀ムードに包まれました。
しかし、開業から立て続けにトラブルに見舞われることになりました。26日には、JR長崎線の踏切内で4トントラックが脱輪し、接続する西九州新幹線にも運休が出ました。
その翌日にも、大雨の影響で接続する路線が運休し、またもや西九州新幹線が運休する事態になりました。
そして、28日の爆破予告について、JR九州は施設などの安全確認を行い、午後4時すぎに運転を再開しました。
警察は、威力業務妨害の疑いで詳しく捜査しています。
（2022年9月28日放送「news every.」より）
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