【56号は?】村上選手のホームランに期待 “村神様”聖地には参拝客 「くまモン」もエール
プロ野球・ヤクルトの村上宗隆選手が55本目のホームランを打ってから、足踏みが続いています。“村神様”の“聖地”には村上選手のホームランを願う人の姿がありました。また、村上選手の故郷、熊本県のPRキャラクター「くまモン」も熱い“エール”を送っています。
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ヤクルトのマスコットを抱えて祈りを捧げる参拝客。
ヤクルトファン歴30年
「きょうは村上選手がどうしても早くホームランを打ってもらいたいと。村上選手がんばって打ってね、期待しているよ~」
ヤクルトファン歴70年
「村上宗隆選手が56号。(参拝して)きょうは絶対やってくれるという気持ちが沸々とわいてきましたよ」
“村神様”こと村上宗隆選手のホームランを願うファンが“大集結”していたお寺があるのは、ヤクルトの本拠地がある東京でも、村上選手の故郷・熊本でもなく神奈川県の川崎市です。
それなのに、ヤクルトファンが殺到するワケは…
宗隆寺 嶋田一成副住職
「実はうちのお寺、宗隆寺という、本当は“そうりゅうじ”と読むんですけど。偶然、名前が同じなもんですから」
村上選手の宗隆という名前と寺の名前の漢字が一致している上、住所もヤクルトの高津監督と“シンクロ”しているのです。(川崎市高津区)
近くには「ヤクルト保育園」まで存在することから、ファンの間で“聖地化”しているのです。
27日も神宮に応援に行ったファン
「(おさい銭は)560円にしようかなと、56本なんで」
今週は特に参拝客が急増しているといいます。
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あの“人気者”も熱い“エール”を送っています。村上選手の故郷、熊本県のPRキャラクター「くまモン」です。
活動拠点となるオフィスを臨時で東京に開設するほど多忙を極める「くまモン」が取材に応じてくれたワケは…
くまモンの気持ちがわかるアテンド役の職員
「村上選手には震災後、ずっと支援していただいてるから感謝しているんだよね」
2016年に熊本地震が起きた時、16歳だった村上選手。被災した故郷を目の当たりにし、熊本城の復旧に役立ててほしいとホームランを1本打つごとに寄付を送り続けているのです。
そんな村上選手に今こそ恩返しをする時だと…
くまモンの気持ちがわかるアテンド役の職員
「宗さんの56号ホームランわくわくするよね、応援の準備してまってるモ~ン」
あと1本を心待ちにしている人は他にもいます。スポンサーでもあり、56本のホームランを打ったら都内の1億円の家を贈ると宣言していた不動産会社です。
55本目以降も、毎回、神宮球場に社員が交代で足を運んでいますが…
ファン歴5年 オープンハウス・広報宣伝部 矢澤曜さん
「(この10試合)打てなかった。プレッシャーとか、はんぱないんだろうなと」
それでもきょうこそはと、手作りの応援グッズを抱え、神宮球場へ足を運びます。
ファン歴5年 オープンハウス・広報宣伝部 矢澤曜さん
「本当に“歴史的な1本”をお待ちしています」
Q.信じていますか?
ファン歴5年 オープンハウス・広報宣伝部 矢澤曜さん
「信じています」
いざ、“王さん超え”の56本へ。
ファン
「ちょっと変ですけど緊張しています。村上選手、ホームラン、ファイト~!」
(2022年9月28日放送「news every.」より)
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