『同様の裁判知って1年以上経過で権利消滅』旧優生保護法訴訟で大阪地裁が請求棄却(2022年9月22日)
旧優生保護法の下で不妊手術を強制された人たちが国に損害賠償を求めた裁判で、大阪地裁は訴えを退けました。
訴えによりますと、耳が聞こえない障害のある70代の夫婦は、長男を出産した直後に医師らから説明もないまま旧優生保護法に基づく不妊手術を強制されたとして、2019年に国に2200万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
今年9月22日の判決で、大阪地裁は旧優生保護法は憲法違反だとしながらも、原告らが提訴した時点では、同様の裁判が起こされていることを知った時から1年以上経っていて、「賠償請求できる権利は消滅した」として訴えを退けました。
(原告 ※音声は手話通訳者)
「負けたんですけれども、私は体の痛みを忘れることはできません。とても残念です。この痛みをわかって欲しかったです」
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