国連総会一般討論演説始まる 事務総長「世界の分断で危機 1つになり行動する時」｜TBS NEWS DIG
アメリカ・ニューヨークの国連本部で、各国首脳らによる一般討論演説が始まりました。
国連 グテーレス事務総長
「人々は傷つき、最も弱い立場にいる人たちが最も苦しんでいます。国連憲章とそれが表す理想は危機に瀕しています。私たちには行動する義務があります」
国連総会・一般討論演説の冒頭で演説したグテーレス事務総長は、ロシアによるウクライナ侵攻について、「大規模な人権侵害と広範囲に及ぶ破壊をもたらした」としたうえで、世界は「危険な分断のさなかにあり、平和と安全に対するリスクは計り知れない」と述べました。さらに深刻化する気候変動や食料危機などに言及し、「世界が1つになって行動するべきだ」と訴えました。
一般討論演説は26日までの期間中、岸田総理やアメリカ・バイデン大統領も演説予定で、ウクライナのゼレンスキー大統領については、事前収録のビデオ演説が流されることになっています。
記者
「国際社会の分断が深まるなか、各国が非難の応酬に終始することなく、事態の打開に向けた対話への機運をつくることができるか、注目されます」
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