台風14号は温帯低気圧に 2人死亡126人けが 各地に被害 引き続き警戒を｜TBS NEWS DIG
各地に暴風や大雨をもたらした台風14号は、日本を通過して温帯低気圧へと変わりました。これまでに2人が死亡するなど、各地で被害が出ています。
午前11時までのJNNのまとめでは、全国で少なくとも2人が死亡、1人が行方不明となっているほか、126人がけがをするなど各地で被害が相次いでいます。
台風は温帯低気圧に変わって日本の東に遠ざかっていますが、気象庁によりますと、きょうはまだ東日本から北日本で暴風となるほか、非常に激しい雨が降るなど大雨となるところがあるということです。
気象庁はこれまでの大雨で土砂災害の危険が高まっているところがあるとして、引き続き、西日本から北日本の広い範囲で土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
けさ台風14号が通過した宮城県のJR仙台駅前から中継です。
台風の影響で宮城県内では、気仙沼線の一部区間が運転を見合わせるなど交通機関に影響が出ています。また一時、暴風と波浪の各警報が出されました。台風の接近にともない松島町はきのう午後、町内全域に高齢者等避難を出しました。
避難した人
「ひどくならないうちにということで、いの一番でここにお世話になった。（避難所があると）やっぱり安心、一人暮らしだから」
台風は温帯低気圧に変わりましたが、県内では強風や高波が昼過ぎまで続く見通しです。
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