特別警報も 類似ない“スーパー台風”(2022年9月17日)
気象予報士の依田司が解説
◆過去に類似ない
大型・猛烈な勢力の”スーパー台風”
日曜日の日中には鹿児島県に上陸する可能性
920hPaで上陸すれば、過去一番の勢力での上陸になる
月曜日まで速度を上げず、一日かけて九州を縦断
連休明けには東日本~東北方面に進む見込み
広い範囲で大きな影響が出る
◆2日間で1000ミリの雨も
日曜日は、台風本体の活発な雨雲が九州全域に
四国、東海、近畿、関東でも湿った空気で雨が降りやすい
九州南部と四国では、2日間で総雨量1000ミリの予想
大きな河川が複数箇所で決壊して、4~5mの浸水のおそれも
土砂災害の危険性も高まる
<予想雨量(多い所)>
あす夕方まで
・九州南部:500ミリ
・四国:400ミリ
・奄美、九州北部:300ミリ など
あす夕方~あさって夕方
・四国:300~500ミリ
・九州南部、九州北部、東海:300~400ミリ など
◆家屋が倒れるような「暴風」
台風本体に近い九州~中国~四国の他に、関東や東北も暴風域に入る可能性がある
特に日曜日の九州70~75mは過去に経験のない暴風
月曜日にかけても暴風は続く
<予想最大瞬間風速(あす)>
・九州南部、奄美:75m
・九州北部:70m など
◆5階建てのビルに相当する「高波」
海上は猛烈なしけ
九州南部の13mは5階建てのビルに相当
高潮にも厳重警戒を
<波の高さ予想(あす)>
・九州南部:13m
・奄美、九州北部、四国:12m
・沖縄、近畿:10m など
◆連休中は交通機関に乱れ
日曜日~火曜日にかけて、交通機関が乱れる可能性
連休明けは、北海道や東北でも影響が出そう
サタデーステーション 9月17日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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