【接触確認アプリ「COCOA」】機能停止へ 東京都は“全数把握”見直し決定

【接触確認アプリ「COCOA」】機能停止へ 東京都は“全数把握”見直し決定

【接触確認アプリ「COCOA」】機能停止へ 東京都は“全数把握”見直し決定

新型コロナウイルスとの共存に向けた動きが本格的に始まる中、河野デジタル相は13日、新型コロナ感染者との「接触確認アプリ=COCOA」について、今後、機能を停止する方針を明らかにしました。感染者の全数把握見直しを受けたものですが、「何が悪かったのか」など「これまでの総括を行わなければならない」と語りました。

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東京都の感染者の減少傾向が続く中、小池都知事は13日、新たな方針を打ち出しました。

小池都知事
「コロナとの共存に向けた都の方針を決定いたしました」

東京都が決定したのは、9月26日の全国一律適用に合わせた発生届の“全数届けの見直し”です。

これまで、医療機関には、全ての陽性者の氏名や連絡先などの届け出が義務づけられていました。第7波の爆発的な感染でその負担が大きくなっていたことから、政府は届け出の全数把握の見直しを、「今月26日から全国一律で導入する」と明らかにしていました。

国の方針通り、東京でも見直しを行うことになりました。今後、届け出の対象は65歳以上の人や、重症化リスクがあり治療薬の投与、または酸素投与が必要な人などに限定されます。それ以外の人については「陽性者登録センター」に自ら報告してもらい、状況に応じて健康観察などのフォローアップが可能としています。

小池都知事
「新型コロナウイルスとの戦いが始まって、すでに2年半が経過しております。コロナとの共存に向けました生活を定着させなければなりません」

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新型コロナとの共存に向け本格的に動き始める中、感染者との接触確認アプリ「COCOA」も見直しになります。街で話を聞いてみました。

――COCOA利用したことは?

50代会社員
「あります、会社に『いれなさい』と言われて。『接触したんだな』『気をつけよう』という感じで」

20代大学生
「アンドロイドの不具合があって消しました。これからの生活にもあまり影響がないかなって」

COCOAは2020年6月に提供が開始され、接触しても通知されない状態が続くなど、不具合も相次いでいました。河野デジタル相は13日、今後、COCOAの機能を停止する考えを示しました。

河野デジタル相
「(感染者の)全数届け出というんですかね、ルール変わりますので、COCOAの機能停止ということになると思います」

河野デジタル相
「すみません!」

河野デジタル相はバランスボールに乗っていました。

河野デジタル相
「すみません、私、腰が悪いもんですから、ついここに座ると揺れたくなっちゃうみたいなところがあって。デジ庁スタイルで」

改めて、COCOAについては――

河野デジタル相
「COCOAの何が悪かったのか、COCOAはどこが失敗したのか。総括をきちんとやって、次につなげていかないと」

河野デジタル相は今後、利用者に対しアンケートを行う考えで、まだアプリを削除しないよう呼びかけました。機能停止の日時については、決定次第発表するということです。
(2022年9月13日放送「news every.」より)

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