【”統一教会”と自民党】岸田首相「重く受け止める」自民党国会議員179人が「“統一教会”と接点あり」
自民党といわゆる“統一教会”の関係。179人の国会議員に接点があったとの調査結果を受け、岸田首相は「重く受け止める」と述べました。
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岸田首相(8日午後6時過ぎ)
「党の調査結果については重く受け止めています。社会的に問題が指摘されている団体との関係を持たないことを党の基本方針として、取り組みを徹底していきたいと思います」
さらに「被害救済にしっかり取り組む」と話しました。
自民党 茂木幹事長(8日午後5時過ぎ)
「決して少ないとは思っておりません。ですから重く受け止めて率直に反省している」
自民党が行ったアンケートは、教団や関連団体の「会合への出席」や「祝電」、「選挙でのボランティア支援」など8つの質問に対し、接点が「あった」か「無かった」かを、自民党所属の国会議員、379人に回答を求めていました。
自民党 茂木幹事長(8日午後5時過ぎ)
「一つでも該当すると回答のあった議員は179名です」
379人中、179人。半数近い議員が“接点があった”と回答したといいます。
中でも、特に教団との関係が深いとみられるのが参議院の井上義行議員と衆議院の斎藤洋明議員です。2人は、組織的な選挙支援があったと回答しています。
井上議員といえば、参議院選挙の際に教団の友好団体の集会に出席し…
井上氏
「投票用紙2枚目は?」
参加者
「井上義行!」
教団の賛同会員だったと認めていました。
自民党 井上義行議員(8月)
「党とも相談して適切に対応していきたい」
斎藤議員は、衆議院新潟3区選出で、総務大臣政務官を務めたこともあります。8日午後6時過ぎに取材に応じた斎藤議員は、教団からの組織的な支援について…
自民党 斎藤洋明衆院議員
「選挙におきまして複数の方に電話受け等のボランティアをしていただきました。これは組織的支援をいただいたと言わざるを得ないと思っていますので回答しました。政党としても関係を絶つと意思決定をしたところですから、私も今後関係を絶ちます」
さらに、萩生田政調会長や参議院議員の北村経夫氏は選挙におけるボランティア支援があったほか、関連団体の会合での挨拶があったと回答したといいます。
自民党 茂木幹事長(8日午後5時過ぎ)
「結果を重く受け止めています。率直に反省し、今後は旧統一教会と一切関係を持たないことを党内に徹底をしていきます。また、被害の防止策、被害救済にも政府と連携し、しっかり取り組んで参ります」
教団側に便宜をはかっていないかなどについて、名前を公表された議員が今後、説明責任を果たすかどうかが焦点です。
(2022年9月8日放送「news every.」より)
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