脱北者団体が軍事境界線近くから再び北朝鮮に向け風船飛ばす 北朝鮮は“ウイルスが流入”と非難｜TBS NEWS DIG#shorts
韓国の脱北者団体は、軍事境界線近くから再び北朝鮮に向け、医薬品を大型の風船で飛ばしたと発表しました。
脱北者団体「自由北朝鮮運動連合」によりますと、軍事境界線に近い江華島から4日、マスク2万枚や解熱鎮痛剤など8万錠を大型の風船で飛ばしたということです。
この団体はもともと、北朝鮮の体制を批判するビラを飛ばしていましたが、北朝鮮が国内での新型コロナの感染を公表してからは、医薬品に切り替えました。
金正恩総書記の妹・与正氏は8月、韓国にいる脱北者が風船で散布したビラからウイルスが北朝鮮に流入したと会議で改めて主張。「もし敵がウイルスを流入させる危険な行為を継続する場合は、ウイルスはもちろん、韓国も撲滅する」と強い口調で非難していました。
こうした中で今回飛ばした風船の垂れ幕には、「悪性伝染病の原因は対北朝鮮ビラ?」という言葉が書かれています。
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