妊産婦や受験生への配慮どうする?ストレスフリーな避難所を作る訓練に若い世代が参加(2022年9月2日)
大阪府で実施された恒例の「880万人訓練」。妊婦らもストレスを感じない避難生活について、若い世代が考えました。
9月2日、南海トラフ地震が発生した想定で行われた「880万人訓練」。午後1時33分にアラーム音が鳴り、多くの人が携帯電話に目を向けます。大阪府の吉村洋文知事は、今年4月に開設された堺市の総合防災センターを訪れ、地震の揺れを体感するなどしました。
(大阪府 吉村洋文知事)
「自分はどうするか、家族はどうするのか。ハザードマップの確認だったり、いざという時にどうするのか、防災意識を高めていただきたい」
一方、大阪府泉大津市では、少しユニークな訓練が行われていました。高校生や大学生が参加し、これまで見過ごされがちだったジェンダーギャップの解消や妊産婦などいわゆる「災害弱者」への配慮をどうするか、ひとつひとつの課題をクリアして“ストレスフリー”な避難所を作っていくという訓練です。
(産婦役)
「(Qどうしたんですか?)子どもに授乳したいんですけど、授乳スペースはありますか?」
赤ちゃんを抱える女性に最適な避難スペースをつくっていきます。
また、避難所運営で盲点となってきたのが「受験生」の存在。
(受験生役)
「いま勉強しているんですけど、スペースがないからここでやるしかなくて」
周囲を気にせず勉強に集中できるスペースを確保します。
(泉大津市 政狩拓哉危機管理監)
「やっぱり避難所って行政が作るのではなくて、避難所を使う人たち自身が作っていくのが一番大切なことだと思います」
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