【堺市母娘死亡】ブラジル国籍の夫を公開手配 ブラジルに逃亡か

【堺市母娘死亡】ブラジル国籍の夫を公開手配 ブラジルに逃亡か

【堺市母娘死亡】ブラジル国籍の夫を公開手配 ブラジルに逃亡か

大阪府堺市のマンションで母親と3歳の娘が殺害された事件で、大阪府警は31日午後、連絡が取れなくなっているブラジル国籍の夫を公開指名手配しました。

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記者(大阪・堺市東区、31日午前9時頃)
「事件から1週間が経ち、捜査のために張られていたブルーシートは現在外されています。しかし、同居していた夫の行方はいまだ分かっていません」

親子が犠牲となった痛ましい事件。24日に大阪府堺市東区のマンションの一室で、この部屋に住む荒牧愛美さんと3歳の長女・リリィちゃんが、血を流して死亡しているのが見つかりました。

司法解剖の結果、2人は発見される2日前の22日に殺害されたとみられ、心臓や肺を貫通するなどの刺し傷が10か所以上あり、愛美さんの顔には殴られたような痕もあったということです。

また、現場からは凶器とみられる血の付いた包丁が見つかりました。警察は、何者かが強い殺意を持って犯行に及んだとみています。

愛美さんと10年来の友人
「(愛美さんは)誰かが悲しんでたら寄り添って、ひとごととして捉えるのではなく自分のことのように捉えて、本当に思いやりのある人でした。(リリィちゃんは)ママが大好きすぎて、ママから離れられないといつも言ってた」

警察によりますと、愛美さんとリリィちゃんは33歳のブラジル国籍の夫と3人で暮らしていました。しかし、夫は2人が殺害されたとみられる22日から行方が分からなくなっていて、その日、勤務先に「仕事を休む」などと電話をしていたといいます。

夫の会社関係者
「22日の朝7時50分頃に『出勤途中の自転車でこけた』『手が腫れているので病院に行きたい』という連絡がまずあった。その後、夕方4時頃に『骨折しているから2週間ほど休みたい』と。非常に狭い空間の中でしゃべっているような、何かエコーのかかった感じだった」

さらに、現場からおよそ1キロメートル離れた駐輪場で、夫のものとみられる自転車が押収されました。

そして、警察は31日午後、女性の夫でブラジル国籍のバルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(33)を殺人の疑いで公開手配しました。

荒牧愛美さんとリリィちゃんを、発見の3日前から4日前に殺害した疑いがもたれていて、現在、ブラジルに逃亡したとみられています。
(2022年8月31日放送「news every.」より)

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