福岡 5歳児餓死 母親の“ママ友”初公判で無罪主張(2022年8月29日)

福岡 5歳児餓死 母親の“ママ友”初公判で無罪主張(2022年8月29日)

福岡 5歳児餓死 母親の“ママ友”初公判で無罪主張(2022年8月29日)

 福岡県篠栗町で、いわゆるママ友の5歳の息子を餓死させた罪などに問われている女の初公判が開かれ、女は起訴内容を否認しました。

 起訴状によりますと、赤堀恵美子被告(49)は“ママ友”の碇利恵被告(40)と共謀し、おととし4月、碇被告の三男・翔士郎ちゃんに十分な食事を与えず餓死させるとともに、碇被告からおよそ200万円をだまし取るなどした罪に問われています。

 福岡地裁で始まった裁判員裁判の初公判で、赤堀被告は「指示はしていません」などと起訴内容を否認しました。

 検察側は冒頭陳述で、「食事を含めた経済面で生活を支配した」と指摘しましたが、弁護側は、赤堀被告が碇被告から嫌われるのを恐れていたとして、支配関係を否定し、無罪を主張しました。
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