架空のウクライナ支援団体かたり 高齢女性狙い6000万円詐欺被害か|TBS NEWS DIG
架空のウクライナ支援団体などをかたり、80代の女性から現金1200万円をだまし取ろうとしたとして、警視庁は26歳の男を現行犯逮捕しました。
大阪市の無職・有吉大斗容疑者(26)は、詐欺グループの仲間と共謀し、今年5月から8月にかけ、架空のウクライナ支援団体の理事長などをかたり、都内の80代の女性に電話をかけ、現金1200万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。
警視庁によりますと、詐欺グループのメンバーは女性が支援団体に登録されているとウソをつき、その後、女性に伝えた架空の会員番号の管理をめぐり、「犯罪に巻き込まれたので、解決金として1200万円を払って欲しい」などと話したということです。
女性が多額の現金を口座から引き出すのを不審に感じた銀行が警視庁に通報し、女性の自宅を訪れた有吉容疑者を警察官が現行犯逮捕しました。
有吉容疑者は「高収入の闇バイトに応募した」と容疑を認めていて、警視庁は女性がこれまで被害にあった6000万円についても関与を調べています。
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