わずか20秒ほどの襲撃…覆面5人組 店舗破壊の一部始終“クサイ臭い”も残し…(2022年8月9日)
群馬県の商店街で覆面姿の5人組が店を破壊する一部始終をカメラが捉えていました。この店は、この3年間に6回も襲撃されているということです。
先月31日日曜日の午後8時ごろの映像です。
高崎市の商店街である店舗の前に止まった1台の車。中から降りてきた黒ずくめの集団の1人がいきなり看板を蹴り倒した後、全員が店舗の中へ。
入ってくるなり、それぞれが手にした武器で壁に貼られたパネルをやたらめったらと壊しまくると、店舗から出てきた後、素早く車に乗り込み急発進。わずか20秒ほどの襲撃でした。
店舗の奥にある休憩スペースには2人の従業員がいましたが、そんなことはお構いなし。2人はパニック状態だったといいます。
襲撃に加わったのは5人。全員が目以外全身を隠していて、性別も国籍も分かりません。武器は消火器やゴルフクラブらしきものを手にしていました。
襲撃されたのは周辺の飲食店などを紹介している無料案内所です。
従業員：「色んな飲食店の看板を掲載しているが、看板自体も割られていたりとか中の蛍光灯が割られていたり…」
事件の後に通り掛かったという人がいました。
近隣の人：「（Q.（事件の後）この辺りを通った？）通りました。警察がいっぱいいて、なんかちょっと臭いがクサかったので」
看板を破壊した以外に“クサイ臭い”まで残していったという襲撃グループ。
クサイ臭いを放ったのは黒っぽい液体のようなものとみられます。
従業員：「オイルというか何かそういう臭い液体をまかれたっていうような感じでした。吐き気がするような臭いもしたりで」
さらに驚きの事実が判明しました。
従業員：「確か今回が6回目だった。ここ2～3年前からですよね。3年前が一番最初とかになるんですかね」
初めてどころか今回は6回目の被害。2日連続で襲撃を受けたこともあったというのです。
同一犯かは分かっていませんが、去年襲撃したのは黒い服に白いお面をつけた2人組でした。
従業員：「周りからそういう嫌がらせを受けるようなことはしていないのになと思いながらも営業はしているんですけど、うちに対して何かあるのかを知りたいですね」
今回の被害額はおよそ100万円。警察に被害届も出しているということです。
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